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干支の順番の覚え方!由来を知ってイメージで覚えよう | asagiの生活情報ブログ

干支の順番の覚え方!由来を知ってイメージで覚えよう


年末年始になるとクローズアップされるものに干支(えと)があります。

日本独特の風習といってもいいものですが、詳しいことは知らなくても自分の干支なら知ってると言う方も多いのでは?12種類ある干支、全部言えますか?

意外と日常生活でも知っていて当然という状況も出てくるんですよ。日本人の必須教養として、どうやって覚えたらいいか考えてみましょう。

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目 次

干支の順番と読み方

干支(えと)は12支(し)ともいわれ、12種類の動物で構成されています。
【子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥】

干支は、順番が大事です。バラバラでは、意味がなくなってしまうので、ここは順番も含めて、そのまま覚えてみましょう。

読み方
【ねー・うし・とら・うー・たつ・みー・■・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・いー】

私も小さい頃には呪文のように唱えて覚えていました。ちなみに、これを一息で言うのはちょっと苦しいので、みーの後(■の所)で息継ぎしましょう。
漢字は後から覚えたように思います。

見たこともない漢字もあって、すぐには覚えにくいですね。何度も何度も繰り返し発音することで覚えていくものです。

意味はわからなくても歌として頭にインプットしてしまうのも手です。その助けになるおもしろい動画をみつけました。

ただ、その時は覚えられても、時間が経つと忘れてしまうことも多いです。それでも繰り返し覚えようとすればいつの間にか頭に残るのですが、面倒くさいと感じることも。

そんな時は、覚えようとするものに興味を持つことが覚える近道です。ちょっと干支の内容に興味を持ってみるのはどうでしょう。

今の漢字と違う字が使われている理由も納得します。

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干支の由来

意味がわからずとも、音として覚えることもOKですが、やっぱりその理由がわかれば格段に覚えやすくなります。この機会に知っておきましょう。

古くは紀元前1600年以降に中国で始まった物と言われています。その後欽明天皇の時代(飛鳥時代)に百済から日本に伝わったと言われています。
(有名な聖徳太子が生まれる20年前くらいでしょうか。)

干支に使われている漢字と実際の動物はあてはまらないとも言われていますが、それぞれの字の持つ意味から干支の意味がつけられています。

子(ね)
ネズミ(鼠)のこと。子孫繁栄を意味します。

丑(うし)
うし(牛)のこと。丑の字は紐(ひも)に通じ、生命エネルギーの結合を表し、ひとつのことが終わって新しいことが始まる、「転換」の象徴です。
また、実際の牛の様子から粘り強さ誠実の象徴ともいわれます。

寅(とら)
とら(虎)のこと。寅の字は演に通じ、始まりを表す字です。また虎は縁起のいい動物とされ、決断力才知の象徴とされています。

卯(う)
うさぎ(兎)のこと。卯の音読みである「ぼう」が冒に通じ、開発の意味をもちます。五穀豊穣をつかさどるとされの植物の成長の象徴。
又、うさぎの穏やかな様子から家内安全跳躍とも言われます。

辰(たつ)
たつ(竜)のこと。辰は「振」や「震」の意に通じ、雷や春の芽吹きなどを象徴しています。縁起のよいものとして正義をあらわします。

巳(み)
へび(蛇)のこと。生命力の強いヘビは「命」のシンボルとなっています。また稲作の守り神が転じて財産の守り神として信仰されています。

うま(午)
うま(馬)のこと。馬は昔から人間にはかかせない動物であり、神聖な動物でした。
豊作病気からの回復(健康)を願って絵馬の奉納は現代でも行われています。

ひつじ(未)
ひつじ(羊)のこと。象形文字で木の枝葉の茂った様を表し、豊作への願いがこめられています。
又、羊が群れで生活することから家族安泰の象徴とされています。

さる(申)
さる(猿)のこと。水の象徴として、日照りや大火事を防ぐという意味がこめられています。

とり(酉)
とり(鶏)のこと。酉の字が、稲を始めとする穀物の結実・収穫を象徴していました。取り込むと言う言葉から商売繁盛に縁起がよいとされています。

いぬ(戌)
いぬ(犬)のこと。戌は安産の守り神、そして金銀財宝の象徴でもあります。
忠実で社会性があることから献身安全の象徴とされています。

い(亥)
い(猪)のこと。猪は農地を荒らす害獣とされますが、実は大事な田の神・作物の神です。
肉は万病を防ぐといわれ、無病息災の象徴とされています(ぼたん鍋など)

※元の漢字の意味がそのまま使われているものと、読み方にあてた動物の意味が使われているものがあります。どちらかわかりやすいものが定着していったということでしょうか。

これって、なんの必要があるの?と思ったあなた、意外と現在でも干支は活躍しているんです。

現在の生活の中の干支

現在の生活の中で干支が登場するのはどんな時でしょうか。大きく3つあります。

① 年賀状

その年にあった動物の絵柄をデザインした年賀状が発売されます。
いまでは、自宅でプリントするために年賀状の本を買って初めて来年の干支を知るという方もいるかもしれません。

年末の干支のバトンタッチをテレビで見ることもあったり、日本人ならだれでも知っているという風潮があるので、ぜひ覚えておきたいものです。

② 社会での交友関係強化ツール

子供の頃は、自分の周りにいる友人はみな同じ干支という場合が多いです。そのためほとんど干支を気にすることはありません。

しかし社会に出ると、いろんな年代の人と交友が広がります。そんな時に、『君の干支は何?』と聞かれた経験はありませんか?

この干支で相手の年齢がわかります。もし、自分と同じ干支だったら、一回り(12年)差があるのかと思わず仲間意識が芽生えるかもしれません。

③ 本人確認

これは、電話などで、問い合わせなどを行う時に実際に聞かれることがあります。

干支が聞かれるというのは、普通は自分の干支は知っていても、西暦と干支を合わせて覚えている人は皆無です。なのでなりすましを防止する意味で『あなたの干支を言ってください』と要求されることもあります。

秘密の合い言葉みたいですね。

もう一つ、お話しとしてイメージするのも覚えやすくなります。

干支の日本昔話

『まんが日本昔ばなし』というアニメをご存じでしょうか。市原悦子さん(家政婦は見たの家政婦役で有名な女優さん)の独特の語り口でのナレーションは子供だけでなく、大人も面白いです。

このまんが日本昔ばなしでも、干支の話はあります。
(今はレンタルDVDやYouTubeにもあります。)

なぜネズミが一番なの?
(→小さいから牛の頭(尾)につかまって先についた)

猫はどうしていないの?
(→ネズミに嘘の日付を教えられて間に合わなかった。だから今でもネズミを追っかけてる)

等々、小さい子どもさんだけでなく、大人が見てもおもしろいので一度ごらんください。

さいごに

先に意味があり、それに当てはまる漢字が使われ、さらにその漢字の読み方に似た動物を当てはめたと言われています。

今では使われない漢字(丑・未・申・酉・戌・亥など)もありますが、知識として知っておきたいことの一つです。

これ以外にも十干(じっかん)(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と呼ばれるものと組み合わせて使われていましたが、今では耳にすることは珍しくなりつつあります。

今でも酉の市や、安産祈願の戌の日などは、よく使われているものです。

ぜひ日本人の雑学として意味がわからなくても、知っているという程度になりたいものですね。

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