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土用の丑の日にうなぎ以外の食べ物もアリ!由来を知れば答えが見える | asagiの生活情報ブログ

土用の丑の日にうなぎ以外の食べ物もアリ!由来を知れば答えが見える


夏になるとよく耳にする『土用の丑の日のうなぎ』。
子どもが『土曜日に何で牛?牛がうなぎを食べるの?』と聞かれて、なんのことか??
【土用の丑=土曜の牛】
こうつながったのですね。管理人も、最初そう思ったので、よく似た我が子です。

今では、年に一度のうなぎの注目される土用の丑の日ですが、うなぎ限定じゃないって知っていました?

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目 次

土用の丑の日はうなぎ限定は間違い

うなぎは、確かに栄養がありますが、調べると、どうも特にうなぎを食べる日ではなかったのかなと思えるんですね。

では、うなぎに全く意味がなかったのか?というとそうでもないようです。

いくら宣伝がうまくいったからといっても、何もないところにそれほど広まることは考えられません。もともと、「丑の日に『う』の字がつく物を食べると夏負けしない」という風習があったと言われています。

この土台があってこそ、うなぎが広まったんですね。

一番よく知られているのが、平賀源内説。それ以外にも春木屋善兵衛説・蜀山人説・丑=鰻二匹説などがあります。

平賀源内説
【江戸時代の学者の平賀源内がうなぎ屋の相談にのって考えた『土用の丑の日にはうなぎ』という言葉で広がった】

春木屋善兵衛説
【鰻屋、春木屋善兵衛が、子の日、丑の日、寅の日の3日間で作って土甕に入れて保存しておいたところ、丑の日に作った物だけが悪くなっていなかった】

蜀山人説
【鰻屋に相談をもちかけられた蜀山人こと大田南畝が、「丑の日に鰻を食べると薬になる」という内容の狂歌をキャッチコピーとして考え出した】

丑=鰻二匹説
【「うし」と言う文字が、まるで2匹の鰻のように見えた】

では、うのつく食べ物は何があるかご紹介しましょう。

うのつく食べ物とは

うなぎももちろん「うのつく食べ物」ですが、うなぎ限定ではありません

夏の土用は、二十四節気の大暑にあたり、暑さが厳しくなる頃です。暑さを乗り切るために精をつける食い養生が始まりといわれています。

夏バテに効く・疲労回復という効果は、ビタミンB群の働きです。
なので、ビタミンB1・B2が多く含まれているものならOKですね。

うなぎ


うなぎには、たくさんの栄養が含まれています。
その中でもビタミン類が多く、A・B1・B2・D・E・カルシウム・鉄といっぱい!
たんぱく質やEPA・DHAといった栄養素もあります。

うどん


消化吸収がよく、胃腸が弱っているときのエネルギー補給に適しています。
ツルツルっと食べやすいということもあります。
暑い時期には、冷たいうどんと言いたい所ですが、胃腸が弱って居る時にはあったかいうどんの方がオススメです。

梅干し


梅干しに含まれるクエン酸が、疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあります。
また、食欲が落ちているときの食欲増進の働きもあるので、ごはんと梅干しという取り合わせだけでなく、梅干しをつかった料理もオススメです。


瓜そのものといより、瓜科の野菜をさします。

  • 胡瓜(きゅうり)・
  • 苦瓜(にがうり・ゴーヤ)・
  • 瓜(白瓜)・
  • 冬瓜(とうがん)
  • ズッキーニ・
  • 南瓜(かぼちゃ)

瓜科の野菜は、水分量とカリウムが多いです。
夏の暑さで体にこもった熱を冷まし、体の水分や塩分バランスを整えてくれる働きがあります。

この他にも、うのつく食べ物には【うさぎ・うま・牛】といった食材もあります。

こうしてみてみると、夏の暑さに体が慣れるのにはしばらくかかります。その調整期間である土用の時期は体にとっても消化吸収のよいものや疲労回復効果のあるビタミンB群の含む食材を食べるという先人の知恵ですね。

土用の丑の日を再確認(子どもに伝えよう)

土用って何?

今では土用という言葉はそれほど使う機会はりません。
土用の丑
土用波
土用餅
頭に浮かんだのはこれくらいです。

そもそも『土用って何?』と聞かれたら、どう答えましょうか。
『雑節の一つで立夏,立秋,立冬,立春直前の 18日間ずつをさす』
とありますが、何のことかわかりますか?

日本は昔から四季があり、その季節の変わり目を大事にしてきました。
今でも、カレンダーに立春・立夏・立秋・立冬という文字が残ります。
この変わり目の日の直前の18~19日間のことを土用といいます

2017年の立秋は8月7日なので、その直前からの18日間7月19日~8月6日までの期間を夏の土用というわけです。

この季節の分かれ目の直前から18日前までのことを土用分かれ目の日の前日のことは節句といいます。
そう節分のことですね。節分は春の節句(春分の日の前日)のことをさしています。

丑の日とは?

これは、お正月によく耳にする干支からきています。
12の干支は年だけでなく、日にちにも干支をあてはめて使っていました。
今の日曜~土曜と同じ感覚ですね。

土用の期間は18日なので、干支の12個を当てはめると、同じ干支が2回あることもあります。

土用の丑の日とは、土用の期間の丑の日のことなので、
2017年は7月25日8月6日の丑の日が土用の期間にあてはまります。
今年は2回あるんですね。


うなぎの食べ方

今や、土用の丑の日はうなぎが定着しています。
江戸時代には川で普通にうなぎが摂れていただろうと考えると、身近な食材だったのだろうと思いますが、今や国産のうなぎは一尾1000円以上。
家族分のうなぎをそろえるのは、なかなか難しくなってきました。

うなぎをそのまま食べる蒲焼き以外のオススメのうなぎ料理


  

  • 鰻ざく(鰻と胡瓜の酢の物)
  • う巻き(鰻入りのだし巻き卵)
  • うなぎちらし

年に一回うなぎを食べる日と考えるのも、うなぎを食べるという食文化を守るためには、これも大事かもしれません。

夏バテ予防と夏バテ快復の違い

うなぎは、夏バテに効くといいます。これって、本当に?とちょっと疑っていたんです。

うなぎは、栄養的にもすぐれていますし、オススメの食材です。しかし夏バテをする前の状態の体であることが前提です。

夏バテをしてしまった体は、胃腸の消化吸収能力がおちているため、うなぎはあまりオススメできません。

食べるとしても、うなぎ一尾そのままでなく料理の中に少し使う程度がいいのではないでしょうか。

夏バテしてしまった体には、胃にやさしく消化の良いあったかいものがオススメですね。

確かに土用の期間は夏の前。
暑くなる前の期間と考えれば、まだ夏バテする前に予防的にうなぎを食べるというのには理にかなっているのですね。

まとめ

土用の丑の日には、うなぎと思っていたのですが、うなぎ以外にもオススメがあります。もちろんうなぎもOKなので、年に一度は食べたいです。

暑くなる直前の時期に、体調を整える意味での【うなぎ】や【うのつく食べ物】。
上手に利用して、暑さに負けない体を作りたいですね。

クーラーで体が冷えてしまうこともあるので、自分の胃腸の調子と相談して暑い夏を乗り切りましょう。

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