正月が終わった1月7日の朝には、春の七草と言われる野草を入れた『七草粥』を食べたいですね。
この七草粥を簡単に炊飯器で作っちゃいましょう。
簡単な作り方から一手間かけるもの、そしてちょっと味を変える七草粥まで。今年はどれに挑戦しましょうか。
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目 次
七草粥を炊飯器で作ろう
1月7日に食べる七草粥は、炊飯器で簡単に作れるって知っていますか?
作り方を見てみましょう。
一番簡単に炊飯器で作る方法
忙しい朝に簡単にできる方法は、炊飯器を使うことです。炊飯器はごはんを炊くだけでなくお粥も炊くことができるんです。
これは、我が家の炊飯器の内釜ですが、5合炊きの炊飯器なのですが、お粥となると、1.5合までになります。
一合のお米(150g)でお粥が約5倍(750g)できます。
1人200gのお粥としても家族3~4人なら1合でいかがでしょう。
《材料》
- 米 150g(一合)
- だし汁
- 塩 適量
- 七草(せり・ナズナ・ごぎょう・ハコベラ・ほとけのざ・すずな(かぶ)・すずしろ(大根)
《作り方》
- 炊飯器に洗ったお米と水をいれます。
- 七草を刻んで、一緒にいれます。
- 予約スイッチで朝には炊きあがりです。
味付けは塩のみでもいいのですが、だしを少しいれると美味しくなります。
この方法は、とっても簡単で手間のいらない方法ですが、七草のアクやにがみが気になるかもしれません。
もう少し手間をかけておいしくするには、こんな方法もあります。
炊飯器で一手間ぷらす
《作り方》
- 炊飯器に洗ったお米をいれる
- 蕪(かぶ)や大根を食べやすい大きさに切って入れる
- 炊飯器で粥の目盛りに合わせて水加減をして炊く
- 大根・蕪以外の七草を塩でもみ、熱湯でさっとゆでる
- 炊きあがったお粥と茹でた野草をまぜて、塩で味を整える
七草の下ごしらえをプラスするだけで、苦みなどが気にならなくなるので、オススメですよ。
炊飯器は、前日に準備をして予約スイッチを使うと、朝には七草粥ができているのでとっても簡単です。
塩味の七草粥もおいしいのですが、ちょっと変わった味付けもあります。
炊飯器で炊く七草粥の味を変えてみる
卵をいれる
子供に人気のあるのが卵入りの七草粥です。
炊きあがりに溶いた卵を入れます。味は少し濃いめにするとおいしくなります。
鶏肉を入れる
鶏むね肉かささみを使って中華風の七草粥はいかがでしょうか。
《作り方》
- 炊飯器に洗ったお米をいれる
- 粥の目盛りに合わせて水加減をする
- 鶏肉は薄くそぎ切りにしていれる
- 鶏ガラスープの素・塩・ごま油を加えてスイッチをいれます
- 七草は、別にゆでておき、出来上がりに混ぜて完成です
ここで、ちょっと手間はかかりますが、お鍋でたく方法もご紹介しましょう。
これが、また美味しいんですよ。
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七草粥をお鍋で炊く方法
お粥は、お鍋で炊くこともできます。
《作り方》
- 鍋に洗った1合のお米と水カップ5をいれて、火をつけます
- 最初はで中火で炊きます
- 煮立ってきたら弱火にし、一度混ぜておきます
- 蓋を少しあけてじっくりとコトコトとたきます(40分程度)
- 炊きあがったら火を止め、ゆでておいた七草を混ぜ、塩で味を整えます
途中で吹きこぼれることもあるので、時々様子をみてくださいね。
あまり混ぜすぎると、糊のようになってしまうので要注意!
七草は、さっとゆでて出来上がりにあわせるようにしましょう。
お米でなく、ご飯からも炊くことができます。
七草粥をごはんから炊く方法
残ったごはんを再利用することもできます。時間短縮したい場合に便利ですよ。
《作り方》
- ごはんを水で洗ってぬめりをとります
- 洗ったごはんを鍋にいれ、ごはんと同量程度の水を入れて炊きます
- 出来上がりにさっとゆでた七草をあわせて完成
春の七草についてはコチラで詳しく記事にしました
→七草粥の由来とは
まとめ
作り方は、大きくわけてお粥と七草の扱い方で変わります。
お粥を何で炊くか→炊飯器・鍋・土鍋
七草をどう処理するか→一緒に煮る・別にゆでる
味付けは、塩のみ・卵入り・鶏肉いり(中華風)というものもあります。
七草粥の習慣は平安中期頃からと言われているので、その当時は野菜が不足するこの季節には、この七草が手に入る貴重な栄養源だったのでしょうか。
現在はスーパーで七草のパックが売られていたり、フリーズドライの七草があったりと、手に入りやすくはなりました。
パックの七草もいいですが、現代の手に入りやすい青菜で、胃腸を休めると考えることもアリでしょうか。
現代の七草なら、『ほうれん草・小松菜・水菜・春菊・白菜・しろ菜・大根葉』というのもいいかもしれませんね。
今年は、ぜひ七草ぷらすの卵や鶏肉にも挑戦してみませんか♪
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