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黒豆はおせちのメインメンバー!意味を知れば食べずにいられない | asagiの生活情報ブログ

黒豆はおせちのメインメンバー!意味を知れば食べずにいられない


おせちといえば、黒豆!と思うくらい黒豆はおせち料理に欠かせないものです。ではなぜ黒豆なのでしょうか?

それには、ちゃんと意味があります。

おせち料理に入れる黒豆の意味と、どうしてあんなに甘いのか・栄養価は普通の大豆と違うの?など黒豆を大解剖です。

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目 次

おせち料理の黒豆の意味とは?

黒豆は、『まめに働けますように』という意味をもっています。

まめとは、丈夫・健康を意味する言葉です。
今年一年元気で働けますようにという願いがこ込められています

黒豆のまめとの語呂合せの意味もあります。それなら他の豆でもいいようなものですが、大豆は使わないですよね。どうして黒豆なのでしょうか?

これは、「邪気を払い災いを防ぐ」「日焼けを意味し水田でよく働く」といわれていることから黒豆が使われます。

おせち料理にはかかせないメンバーですね。

栄養も見逃せない

黒豆って普通の大豆より栄養がありそう。
そんな気持ちにさせてくれます。では、実際の所はどうなんでしょうか。

黒豆(黒大豆)と普通の大豆(黄大豆)とは元々同じ品種です。なので栄養価は両者ほぼ同じとしている物もあります。
しかし食品成分表で調べてみると微妙に違いますので、改めて一覧表にしてみました。

食品成分表の表記は以下の物になります。

・だいず・国産・黄大豆ー乾
・だいず・国産・黒大豆ー乾

  黒豆100g 黄大豆100g 黒豆1食分(25g)
エネルギー 414 422 104
たんぱく質 33.9 33.8 8.5
脂質 18.1 19.7 4.5
炭水化物 30.8 29.5 7.7
糖質 14.8 11.9 3.7
カルシウム 190 180 48
鉄分 5.7 6.8 1.4
ビタミンA 33 7 8

〈※乾燥状態の重量です。マメは戻す(煮る)と2.5倍の重さになります。〉

植物性のたんぱく質食品で、栄養的にもバランスの良い食材です。不足しがちなカルシウムや鉄分も含まれています。

黒豆も大豆もほぼ同じ栄養価ですが、その中でビタミンAと葉酸は黒豆の方が多いです。

黒豆のお味は

おせちの黒豆は、砂糖と一緒に炊いてあり、甘い味で子どもにも人気です。
でも、中には甘すぎておいしくないという声も。

昔は、正月の間女性が台所に立たなくてもいいように、日持ちがするようにと濃い味つけの保存食や酒の肴的な意味合いが大きかったようです。

その結果、黒豆も甘~いわけですね。

実際黒豆を自宅で炊くと大量の砂糖を使うので、それだけでもビックリしちゃいます。

今では、買うご家庭が増えているようですが、この記事でも最後に作り方をご紹介しておきます。おせちの黒豆が甘すぎ!と思う方は、ぜひ今年は手作りにチャレンジしてみてください。

黒豆といえば、やっぱりこの産地

黒豆には、いくつか有名な産地があります。その中でも一番はやっぱり丹波篠山ではないでしょうか。

丹波黒という品種で、兵庫県篠山市付近で江戸時代から栽培されています。大きさが『極大』と分類され本当に大きいです。(価格も高いですが)

そう思っていた私も、調べて見ると、今では北海道・岩手・静岡・京都・九州と品種改良がすすみ、全国で見られるようになっています。

黒豆のあの色は、皮にアントシアニン系の色素を含むために黒い色になります。

祝肴にかかせない黒豆

黒豆はおせち料理の中でも祝肴として壱の重に入れられます。
祝肴とは、祝い膳に出される酒の肴(さかな)のことを指します。

《祝肴》

黒豆・ごまめ・数の子

関西では、黒豆の代わりに、たたきごぼうの場合もあります。

ちなみに関西の我が家ですが、おせちに欠かせない物として決まっているのが
黒豆・ごまめ・伊達巻き・かまぼこ・栗きんとん

これをお重に入れておせちの完成とする年もあります。

それでは、『今年は甘さ控え目の黒豆が食べたい!』というあなたに、炊き方のコツとポイントをまとめてみました。

黒豆を炊く時のコツ

 

以前は、家庭で黒豆を炊くことが一般的で、年末の大掃除の傍らでストープの上に黒豆がのっていました。家の中がキレイになると共に黒豆の炊く匂いがしたものです。

最近は、私も買うことが多くなってしまいました。でも好みの甘さにするためにも今年は手作りといきたいですね。

黒豆の炊き方をおさらいしてみましょう。

黒豆の炊き方

  1. 大きめの鍋に黒豆・砂糖・ぬるま湯(50度くらい)・醤油・塩・重曹をいれ一晩(8時間程度)漬けておきます。
  2. ①を火にかけ、最初は強火で煮立たせアクをとります。
  3. 弱火にし、ゆっくりと煮ます。
  4. 中火から弱火で吹きこぼさないように調整しながら柔らかく炊きます。
  5. 煮汁が減ってきたら湯をたし、常に煮汁に豆が浸かっている状態にします。
  6. 柔らかくなれば、煮汁に浸した状態で冷まして完成です。

シワシワになるのはどんな時?

空気にふれる→煮汁から黒豆の顔をださないようにする

急激な温度変化→煮汁が少なくなってきた時は、水でなくお湯をたす

火加減→弱火でコトコト。石油ストーブがあれば、上にのせておきましょう。

乾燥状態の時に皮が破れている→使う前にチェック

失敗! 黒豆がシワシワに

昔、黒豆を炊いた時に、シワシワの黒豆ができてしまいました。その時はどうしてかわからなかったのですが、どうやら、途中で黒豆が煮汁から顔をのぞかせてしまっていた(空気に触れていた)からだったようです。

黒豆を炊きはじめたら、炊いている途中から炊きあがって冷ましている時まで黒豆が煮汁に浸かっていることが大事なポイントですよ。

黒豆の知恵袋

《サビ釘》

黒豆を炊く時にサビ釘を一緒に入れて炊きます。

これは、黒豆を色よく仕上げるためで、黒豆の色素(アントシアニン)が釘の鉄イオンと結合することで、ツヤのある黒色色素に変化します。

《一晩漬けるのは?》

炊く前にしっかりと漬けることで、柔らかく炊くことができます。黒豆は乾燥食材なので、しっかりと戻してから使いましょう。

黒豆が残ったら変身!

黒豆が残った場合のおいしい食べ方をピックアップしました。

【甘い状態のまま使うなら】
ホットケーキや蒸しパン・プリンといったおやつに加えてみましょう。

【料理に使うなら】
さっと湯がいておきます。

  • サラダの上にトッピング
  • カレーの中に入れる
  • コロッケのジャガ芋といっしょにつぶして混ぜる
  • ごはんと一緒に炊く

こんな風にいつものメニューがちょっと華やかなメニューに変身です。

まとめ

黒豆は「マメに働けますように」という願いを込めておせち料理に入れます。

栄養的にもすぐれている黒豆は、ぜひおせちの重要メンバーに入れてあげてください。

黒豆を炊く時の一番のポイントは、煮汁から黒豆の顔を出さないことですね。
今では、買ってくるご家庭も増えています。でも自分で我が家の味を作っていくのも一つの醍醐味ですよ。家族においしい黒豆の味を伝えてあげてくださいね。

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