たけのこのおいしい季節になりました。春を代表するたけのこは、ちょっと下処理に手がかかりますが、そのおいしさは、おつりがくるくらいです。
たけのこの保存方法をご紹介しましょう。
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目 次
たけのこの保存方法は
あく抜きが終わった、たけのこが残ってしまった時は、どうやって保存すればいいのでしょうか。
あまり、手間のかからない方法をピックアップしてみました。
保存期間もチェックですよ。
冷蔵
器かボウルに下ゆでしたたけのこを入れ、かぶるくらいまで水を加えて、冷蔵庫で保存します。
毎日水を取り替えれば多少日持ちしますが、風味は徐々に失われていくため、保存期間は5日程度です。
冷凍
大きなかたまりの状態で冷凍すると、水分があるため解凍するとスができてしまいます。
千切りや短冊切り。乱切りなどの切り方で小さめに切り水気をなくした状態で冷凍します。
保存期間は2週間~1ヶ月程度
乾燥(1年以上保存)
アク抜きをしたたけのこを薄切りにしてざるに並べ、天日でたけのこがからからになるまで干します。
水分が残っていると、カビの原因になるので注意!
密封出来る袋に乾燥剤問いっしょに入れて保存します。
使う時は、ぬるま湯につけて戻して使います。
塩漬け(1年保存)
アク抜きしたたけのこを適当な大きさに切り塩をまぶします。
容器の底に塩をいれ、塩をまぶしたたけのこをいれ、上からも塩をいれます。
1~2日たつと水が出てくるので、水を捨てさらに塩を入れます。
酢漬け(2種類)
①アク抜きをしたたけのこを食べやすい大きさに切り、冷めるまでしっかりと冷まします。
酢・砂糖・塩を混ぜて溶かし、熱いうちにたけのを入れて漬けます。冷めてから冷蔵庫で保存します。(2週間程度保存)
②酢だけを薄めた液と一緒に瓶に詰めてフタをして冷蔵庫で保存すると、半年~1年程度保存可能です。使用するときは3日間程度水に浸けて酢を抜き、茹でてから使用します。
煮沸
アク抜きしたたけのこを消毒した瓶に入れ、熱湯を入れます。瓶ごと煮沸し、最後に空気を抜いてフタを締め直して完成です。(常温で1年程度保存可能です)
保存するためには、もちろんしっかりとゆでて、あく抜きをすることが大事です。
たけのこのゆで方一覧(米ぬか以外にもあるんです)
一番よく知られているのが、米ぬかで炊く方法です。
大きさによっても違いますが、炊きすぎていけないということはありませんので、しっかり柔らかくなるまで炊きましょう。
※2時間~3時間程度。
炊き終わったら、そのままにしておくと、又えぐみが戻ってしまうので、必ず水にとるようにします。
・米ぬか
・米のとぎ汁+鷹の爪
・生米
・重曹(水1ℓあたり重曹3g)
・小麦粉+お米(レンジ加熱でもOK)
・大根おろし(大根おろしと水を同量+塩で漬けるだけ)
こんなものでも、あく抜きができます。
小麦粉や大根おろしなら、炊かなくてもOKなんですね。
スーパーでたけのを丸のまま買った場合をシュミレーション
1 皮ごとゆでてえぐみをぬきます
2 一番おいしい真ん中の部分をたけのこご飯にします。
(※2合のごはんでたけのこは150g~200g程度使います)
3 残りは、ワカメと一緒に炊く若竹煮が定番ですが、細切りにして中華料理にいれてもおいしいですね。
4 たけのこが1本だけなら、それほどたくさんは残りません。ボウルに残ったたけのこを入れて、かぶるくらいの水をいれ冷蔵庫で保存です。
まとめ
たけのこと聞くと、めんどくさそうに思えますが、あく抜き方法は意外と簡単です。
たけのこ1本なら家族で十分食べきることができます。
たくさん筍をいただいたりすると、ちょっと大変ですが、しっかりとあく抜きをして保存しておくと、春のおいしさが長く味わえるのもうれしいですね。
長く保存するのも、便利ですが、せっかくの春のおいしさなので、2~3日で食べましょう。
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