はちみつは赤ちゃんに危険!加熱しても要注意


『1歳未満の赤ちゃんにはちみつは与えてはいけない』
こう聞いたことはありませんか?

 でも、蜂蜜って体にいいはずだし、ちょっとくらいはいいよねと誰しも思いがちです。

 2017年4月に東京都足立区で生後5ヶ月の男児が、乳児ボツリヌス症で死亡するという事故がおこってしまいました。

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はちみつが原因の乳児ボツリヌス症とは

1歳未満の赤ちゃんがボツリヌス菌を含んだはちみつを食べることで、体の中に菌が入り感染します。
腸内で毒素が発生し、便秘や筋力の低下などの症状があらわれます。

赤ちゃんにとっては、重篤になりやすい危険な病気の一つです。

配布されている母子手帳を見てみると、のっているのが見つかります。先にお伝えした死亡事故を考えても、絶対に軽く見てはいけないモノだとわかりますね。

コチラは、母子手帳の該当ページです。
↓    ↓

お持ちの母子手帳をもう一度見直してみてくださいね。

どうして危険なの

はちみつ=健康というイメージがありますが、赤ちゃんに関してはこれは逆だといえます。

厚生労働省によると

ボツリヌス菌は、土壌中などに広く存在している細菌です。

ボツリヌス菌が食品などを介して口から体内にはいると、大人の腸内では、ボツリヌス菌が他の腸内細菌との競争に負けてしまうため、通常、何も起こりません。

一方、赤ちゃんの場合、まだ腸内環境が整っておらず、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出すため、便秘、ほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化、首のすわりが悪くなる、といった症状を引き起こすことがあります。

ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります。

なお、1歳以上の方にとっては、ハチミツはリスクの高い食品ではありません。

1才のお誕生日までは、はちみつは要注意ですね。

加熱したら大丈夫なの?

  加熱してもNGです。

ボツリヌス菌の毒素自体は100度の加熱を10分以上して、毒素を死滅させます。
しかし、芽胞は非常に耐久性が強いので、毒素が無くなっても死滅はしません

大人の場合は、この加熱殺菌で食事をすれば腸内の働きもあってボツリヌス菌の影響は受けません。

でも、赤ちゃんは消化器官が短く、すぐに細菌が腸まで到達するので同じような効果が得られる確証がありません

はちみつの中にボツリヌス菌のいる確率は5%
20本のうち1本に菌が入っている確率になります。1才までは要注意です。

はちみつを食べてしまった(事例)


〇はちみつ入りのケーキを食べちゃった

〇おばあちゃんが麦茶に蜂蜜を入れてのませた

間違って食べてしまったら、まず赤ちゃんの様子をみて、いつもと違う所がないか観察してください。

便秘があったり、なんだかミルクや離乳食の食べが悪くないか。
気になる場合は、かかりつけ医に相談しましょう。

おばあちゃんが食べさせちゃった!

  市町村で行われている赤ちゃんの3~4ヶ月健診でこうした要注意食品の話をされます。

管理人も、この3~4ヶ月乳児健診のお手伝いをしたことがあります。
意外とこうした赤ちゃんに与えてはいけないものには、お母さんはあまり気づいていないことが多くありました。

逆に気づいていても、おばあちゃんが大丈夫っていうからと安心している方も。

最初に母子手帳のことを書きましたが、実は管理人が持っている母子手帳(今から20年以上前)には、はちみつ・ボツリヌス菌の記載はありません。おばあちゃん世代の方は知らないということも、あるかも?

おばあちゃんと意見が異なる時は、必ず専門家に確認するようにしたいですね。

他の乳児に危険な食品とは

はちみつだけが、危険というわけではありません。ボツリヌス菌は井戸水でも発見されています。ミルクを作るのに使ったり、直接赤ちゃんにのませたりするのは注意しましょう。

窒息する危険のあるもの

ナッツ類、飴、豆類、ミニトマトなど

生もの

刺身・生のお肉・生卵

強いアレルギー反応の可能性があるもの

そば、いか、たこ、えび、かに、ピーナッツ(落花生)

管理人がよく質問を受けたのは

○子どもをつれて焼き肉屋さんへ行ってもいいですか?

これは、できればNGです。生の肉を扱うので、食べさせなくても大人から移ることもあるので赤ちゃんには要注意です。

黒砂糖ってダメなんですか?

黒砂糖もはちみつと同じ理由で要注意とされています。

乳児ボツリヌス症の症状と対応

潜伏期間が3~30日と長いのが特徴です。

症状

・便秘(毒素によって消化器官が悪くなる)
・活気がない、
・母乳やミルクの飲みが悪い
・泣き声が弱い
・ぐったりする
・よだれが多い
・首のすわりが悪くなった
・眼球運動の麻痺
・無呼吸など

対応

呼吸筋麻痺を起こすことがあるので、呼吸管理が必要です。

家庭で看護するだけでは完治できません。早急に医師の治療が必要です。

まとめ

  はちみつは、一生食べてはいけないものではありません。

体の機能が未発達な1歳未満の乳児だからこそ危険といえます。
適切な時期に色々なものをたべさせることも、大事な経験です。

乳児の体の中の状態は、まだまだ大人とな違うということをしっかり覚えて、まわりの大人が上手に対応してあげたいですね。

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