サチャインチオイルを知っていますか?
なんだか、変わった名前ですが、これが体によい油として、健康番組にも取り上げられて注目されています。
いったいどんな油で、今までの話題になった油とどう違うのか、ご紹介しますね。
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目 次
サチャインチオイルって何?
南米産のサチャインチナッツ(グリーンナッツ)を原料とした油のことをいいます。
他にも、商品名として「インカインチオイル」や「グリーンナッツオイル」とも呼ばれています。
サチャインチオイルの特徴は
オメガ3脂肪酸(αリノレイン酸)が50%以上含まれています。
少し前に「エゴマ油」「アマニ油」が有名になったのを覚えているでしょうか。
この2つの油もオメガ3脂肪酸を多く含んでいる油として取り上げられていました。
サンチャインチオイルも、その仲間ですが、加熱にも強いということで話題に。
オメガ3脂肪酸って何だっけ
オメガ3は、脂肪酸の種類です。
脂肪酸の中の不飽和脂肪酸には3つの種類があります。
・オメガ3
・オメガ6
・オメガ9
この3種類のバランスが大事です。
【オメガ3:オメガ6】が【1:4】くらいが理想的なバランスです。
しかし、現在の食生活は【1:10~40】くらいにだとか。
そのために、こんな疾患が増えてきているといいます。
・心臓・脳血管系の疾患
・癌
・アレルギー
・免疫力抑制
サンチャインチオイル(オメガ3(αリノレン酸))の効果
・アレルギー抑制
・炎症抑制
・血栓抑制(動脈硬化・心筋梗塞予防)
具体的な病名でみると
・コレステロールを下げる
・中性脂肪を下げる
・高血圧予防
・脂肪肝予防
・脂質異常症予防
・ダイエット
オメガ3は何に含まれているの
エゴマ油・アマニ油やくるみ・青魚に含まれています。
今回のサチャインチオイルもこの仲間になります。
中でもアマニ油やエゴマ油に比べるとビタミンEが多いため酸化に強く、常温でも保存できる油です。
主治医の見つかる診療所で話題に!
4月17日放送の「糖と油を上手に摂って若返るスペシャル」で弱点を克服したオメガ3オイルとして紹介されました。
【番組の内容のダイジェスト(主治医が見つかる診療所HPより)
油の選び方や使い方が、若返りにつながる
弱点を克服したオメガ3オイル
担当医師
秋津壽男(あきつ としお)秋津医院 院長/循環器内科従来の「オメガ3を多く含むオイル」の弱点
・独特な風味を持つものもある
・長時間の加熱に弱いといわれる今回の秋津医師のオススメ サチャインチオイル
180℃程度までなら加熱に耐えられるといわれる。
小さじ1杯(約5g)で1日のオメガ3の目標摂取量を摂る事ができる。《番組オススメ サチャインチオイル料理》(料理家 タカコ ナカムラさんが紹介)
『レンコンとニンジンのきんぴら』
①フライパンにサチャインチオイルを入れ火にかける
②レンコン・ニンジンを入れ炒める
③醤油・みりん・酢を加える
④唐辛子・白ごまを加える『鮭と野菜の味噌ホイル焼き』
①味噌とみりんにサチャインチオイルを加える
②鮭に①を塗る
③鮭の上にお好みの野菜をのせアルミホイルで包む
④グリルで約8分間 中火で加熱する
番組内では、レシピの紹介もありました。
加熱が可能なオイルとして、炒めものなどにも使えるので使いがってがよくなりそうです。
(※揚げ物に使うのはNG)
不飽和脂肪酸のバランスを整える方法は2つ
①オメガ3オイルを積極的に摂る
②取り過ぎているオメガ6を減らす
オメガ6のたくさん入っている揚げ物やスナック菓子・総菜などを減らすことも大事ですね。
まとめ
ココナッツオイル・エゴマ油・アマニ油と色々な油が注目されてきました。
その次にくるのがサンチャインチオイルといえそうです。
ただ、やや価格は高めです。このオイルを摂ることで、脂肪酸のバランスをよくするのも一つですが、私たちが昔から利用していきたオメガ3をたくさん含む青魚やくるみなどを意識して食べることも大事ですね。
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