「ひこにゃんと琵琶湖が見たい!」そんな友人の提案で、彦根観光に行ってきました。
彦根といえば、彦根城!でも、その他って何があるんだろう?
そんな何も知らない状態だった管理人ですが、実際に行ってみると、「これは一度は行って見て」と言いたくなるくらい、素敵な所でした。
元気だけれど無理はできないアラフィフの女子旅です。
ゆっくりとおしゃべりできる休憩スポットとおいしいご飯、癒やされる自然をゆっくりと満喫するオススメのコースを実際に彦根観光に行ってきた管理人がご紹介しましょう。
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目 次
彦根と琵琶湖のおすすめコース
私たちがまわった彦根観光コースのご紹介
まずは、実際に管理人がまわったコースと所要時間をご紹介しましょう。
→ ひこにゃんとご対面(1時30分からの回)→ 彦根城博物館(30分) → 彦根城天守(30分) →(徒歩10分)→ 玄宮園を散策(30分) → たねや彦根美濠の舎でお茶休憩
→ 夢京橋キャッスルロード・4番町スクエアでお買い物 → 近江やで夕食 →(徒歩25分)→ JR彦根駅(20時解散)
朝10時半に彦根駅に集合、夜8時に解散という9時間半ほどの日帰り旅行です。
移動はタクシーと徒歩。彦根の町に流しのタクシーはいませんので電話で呼び出して来てもらいます。
近江タクシー株式会社 彦根営業所 – 配車室TEL:0749220106
メンバーはアラフィフ女子4名。まだまだ元気だけど、ほっこりゆっくりも大事♪
意外とトイレ休憩の時間がたくさん必要です。
それでは、まずは彦根駅からタクシーで琵琶湖畔へ向かいましょう。
地図上の青い線は、タクシー移動です。
彦根城からは、徒歩になります。
クラブハリエ ジュブリルタン
こちらは、琵琶湖畔にあるパン工房とカフェが一緒になった施設で、まるで外国のような建物で人気のお店です。
1階がパン工房・2階がカフェになっています。目の前に琵琶湖が見え景色は抜群!
モーニングは9時~11時。10時半でストップです。
ランチは11時~15時。10時半から受け付けが始まります。電話での予約は受付でいないので、お店にきたもん順です。
管理人は11時にお店につくと、8番目でした。
20~30分?くらい待ちましたが、景色をみていると時間なんて全く気になりません。
グループで来ている方なら、わかれて1階のパンを見にいくのもオススメです。
テラスから、琵琶湖が一望できます。ちょっと写真では見にくいですが、この日もキレイに見えていました。
11時半頃にはお席へ。ランチメニューから近江牛のココットをいただきました。
サラダとパンがついてきます。(パンはおかわり自由ですよ)
牛肉の塊が、ほろほろとくずれるくらい柔らか~く煮込まれていて絶品でした。
サラダのドレッシングはオレンジのドレッシングでほんのり甘いのが美味しい♪
写真は、4人分のパンです。おかわり自由ですよ。
食後のコーヒーはマンスリーコーヒーをお願いしました。ブラジル産だったかな
1時頃にお店をでました。せっかくなので1階のパン工房でパンを買おう!と思っていたのですが、あまりの人の多さに断念。みなさんここでパンを購入して琵琶湖を見ながらランチでしょうか。
この時点で90台はいれる駐車場はほぼ一杯になっていました。でも満車ということもなく大きな駐車場です。
タクシーを呼んで彦根城へむかいましょう。
クラブハリエジュブリルタン
〒522-0002 滋賀県彦根市松原町1435-83
0749-21-4477
営業時間:9:00~
※土日祝は、パンショップのみ8:00OPEN
※火曜日定休日(9月・10月)
駐車場台数:約90台
★カフェ
モーニング 9:00~11:00
ランチ 11:00~15:00
彦根城
彦根といえば、ひこにゃんというくらい有名になったゆるキャラですね。もちろん、ひこにゃんに会ってきましたよ。
ひこにゃんは、登場する時間と場所が決まっています。
10:30~11:00
13:30~14:00
15:00~15:30
日によっては、変動があるので確認してくださいね。
ちょうどタイミングよく、13:30の回に出てきたところに遭遇!30分の間ずっとパフォーマンスをしてくれているとか。あまり動かないのもゆるキャラのゆえんでしょうか。
30分ずっと、見ている必要もないので、ひこにゃんを堪能して、10分くらいで次へ移動しました。
この時点で、天守は30分待ちの表示がでていました。そこで私たちは先に横に横にあった博物館へ
彦根城博物館
実は、「彦根城が誰のお城か?」も知らずにいた私ですが、この博物館をでる頃には、しっかりと井伊家のことが頭に入りました。
昔の人の生活の一部を垣間見たようです。
こちらは、ひな人形のお道具。小さくても本物そっくりの精巧さです。
井伊家の甲冑。
博物館の中からみれる庭園もキレイな眺めです。
甲冑の展示を見て、思いだしたのが、門の前にいた人力車のお兄さんのカッコ。同じ赤の鎧を身につけてお仕事中でしたよ。
博物館の中は、バリアフリーでもあり気持ちの良い空間でした。トイレもキレイなので、ここでトイレを済ませておくことがオススメです。(天守にはトイレはありません)
彦根城天守
1607年頃に完成し、実際に使われてきたお城が今も残されているのは驚きです。国宝天守は彦根城の他は、姫路・松本・犬山・松江だけだとか。時代の重さを感じますね。
さて、入り口をくぐってなが~い坂を上っていきます。この石段がとっても大変。もう無口になって一心にのぼります。
本丸まで上ると広い空間になっています。ここから天守の入り口で順番待ちでした。30分待ちと看板が出ていましたが、直前では係の方が色々お城の案内をしゃべってくれるので、たいくつする暇はありませんでした。
天守の中は、それほど広くはありません。彦根城の思い出は?と聞かれて1番に思いだすのが、実はこの階段なんです。
斜度60度という急勾配な階段(ハシゴ?)で、手すりはありますが、手すりがないと落ちそうです。
これも、戦いになった時の対策の一つなんですね。
両手で手すりをしっかりと持ちながら上りました。下りもここから落ちたら新聞に載るかもと思うくらい怖かったですよ。
でも、小さいお子さんを抱いたお母さんも上っておられ、母は強しですね。意外と小さいお子さんの方がスイスイと上っていました。
天守の中は、もちろんベビーカーははいれません。できれば、動きやすい服装で両手を開けることのできるカバンの方がいいなと実感です。
くれぐれも注意して天守を体験してみてくださいね。
天守から見える琵琶湖は最高にキレイです。
お城の後は、横にある玄宮園へいきましょう。
玄宮園
お城の回りのお堀沿いに10分くらい歩くと玄宮園に到着です。
池泉回遊式庭園で、お城の疲れが癒やされます。ぐるっと池の周りを歩いて散策です。
ぼちぼち、このあたりで疲れがマックスに。
お城を後に、休憩できるお店を目指して歩きます。
お堀にそって歩いていると、屋形船がまわっていたり、白鳥や鴨が泳いでいるのが見えます。
ちょうど彼岸花が咲き出していましたよ。
彦根城入場料金
彦根城共通券(玄宮園・開国記念館を含む)1000円(600円)
玄宮園単独券(開国記念館を含む) 200円
彦根城博物館(開国記念館を含む) 500円
彦根城と博物館のセット券 1500円(1000円)
※国宝・彦根城築城410年祭終了後(平成29年12月11日以降)は、通常の観覧料金となります。( )内の料金
※入り口の券売所にて販売・年中無休
観覧時間(彦根城・博物館・玄宮園) 8:30~17:00
(博物館の入場は4:30まで)
たねや彦根美濠の舎(ひこねみほりのや)
彦根で有名な美濠の舎へ足をむけました。洋菓子・和菓子両方の店舗があり、2階には美濠カフェと美濠茶屋と洋と和のお店があります。
2階にあがると左が美濠茶屋・右が美濠カフェ。カフェはケーキやパフェ。茶屋は和風の甘み処、どちらでもお好みでどうぞ。
私は、すいていた茶屋の方を選びました。
これが大正解。掘りごたつ式のお席で足が伸ばせて痛くない!疲れた足にはありがたいお店でした。
あんみつを注文!ぜんざいも捨てがたかったです。炭火焼のお餅を別に注文しようとしていたところ、お店の方からあんみつにもぜんざいにもお餅がついていることを教えてもらいあんみつのみを注文。
本当に生のきび餅が出てきました。炭火の七輪を持ってきてくれるので、目の前で自分で焼いて食べます。このお餅の焼ける匂にほっこりと癒やされました。
もうこのまま寝ていきたいと思うくらいくつろいでしまいました。
さて、この時点で5時。観光地のあるあるといいますか、お店の閉まる時間が早いんです。お城が5時で閉まるので、このあたりのおみやげ屋さんもそろそろ閉まるかもと、あわてて京橋キャッスルロードへむかいました。
<甘味>
10:00~19:00 (ラストオーダー18:00)
<食事>
11:00~15:00 (ラストオーダー15:00)
10:00~19:00 (ラストオーダー18:00)
◆アイス工房11:00~17:00
夢京橋キャッスルロード
私達は、彦根美濠の里へ行くために、ちょっと横道に入りましたが、キャッスルロードは彦根城のお堀にかかる京橋からすぐ。
白壁と黒格子の町屋風に統一された街並みは江戸時代の城下町をイメージしています。
ここは350mほどの間に和菓子屋、洋菓子屋、地元ならではの商品を扱う約30軒ものお店が立ち並ぶ賑やかな一画です。
夕方の静けさが良い感じのお店が並んでいました。でもやっぱりそろそろ店じまいしているお店も多くて、目につくのは食べ物屋さんが多かったです。(夕方5時すぎでした)
しばらく歩くとお店がなくなってきたな~という当たりに、4番町スクエアの看板が出てきます。
大正時代をイメージした建物が集まっていてオシャレな一画です。お土産物屋さんを集めた感じでした。
仕事場や家族へのお土産をここで購入。集まっているので便利です。
時間が7時閉店ということもあって、5時半すぎで人がもうまばらな感じで、ちょっとさみしかったですね。
さて、最後は夕食を兼ねて居酒屋へ。
近江や
近江牛と近江鶏の店というだけあって、美味しかったです♪
セットもありますが、単品も色々あって、店長に聞くと色々とオススメがでてきます。
中尾彬さんによく似た店長さん、ありがとうございました。
一人で入っても大丈夫ですし、人数が多くても大丈夫でしたよ。
彦根城のアチコチにおいてあるパンフレットにコチラのお店のクーポンもついていたので500円引きしてもらいました。
お店を7時半頃に出て、ゆっくり歩いて彦根駅へむかいます。
25分くらいで到着です。
お疲れ様でした♪
近江や
滋賀県彦根市本町1-6-25
050-5869-8070
【ディナー】
17:30~23:00(LO.22:30)
【ランチ】
平日:11:30~15:00(LO.14:30)
土日祝:11:00~16:00(LO.15:30)
ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業
主要駅からJR彦根駅までのアクセス
国内の主要駅からJR彦根駅までのアクセス方法と時間をまとめておきます。
新幹線・特急利用、JR米原駅までの所要時間
東京…新幹線で約2時間10分
名古屋…新幹線で約30分
金沢…特急で約2時間
新大阪…新幹線で約40分
岡山…新幹線で約1時間55分
福岡…新幹線で3時間25分
JR米原駅よりJR彦根駅までの所要時間
JR東海道線京都方面下り乗車約5分
JR東海道線利用、JR彦根駅までの所要時間
京都…新快速で約46分
大阪…新快速で約80分
IR彦根駅からクラブハリエまでは、タクシーで10分程度です。
ただし、タクシーを呼んでタクシーが駅に到着するまで10分程度かかりました。
又、クラブハリエから彦根城までもタクシーで10分程度ですが、タクシーが来るまで10分くらいかかります。(^^;)
彦根城のマメ知識
彦根城って?
彦根城は、関ヶ原の合戦の後、徳川家康が豊臣秀吉をけん制するために築かせた戦のためのお城。天守が完成した1607年ごろから、数度の戦災を逃れ、当時のままの姿が残っています。
敵が攻めてきても歩調が乱れて一息では登れないよう、角度や踏み幅などをわざと不規則に作っています。
(※彦根お散歩マップより引用)
井伊直政という人が彦根藩の初代藩主であり、彦根城築城を計画をしました。
平成29年は国宝・彦根城の天守が完成してから410年を迎え、又NHK大河ドラマ(おんな城主 直虎)が放送されています。これらを記念して、「国宝・彦根城築城410年祭」が開催されています。
管理人が行った時も、特別展示があり、又映画(関ヶ原)の特別展では小道具なども展示されていました。
直虎と直政ってどんな関係?
大河ドラマ「おんな城主直虎」の舞台となった彦根ですが、実際に直虎と井伊直政ってどんな関係だったの?と思いますよね。
彦根城博物館の中に持ち帰りOKな資料が用意されています。その中に、直虎と直政のことを記した資料もありました。
井伊直政は、戦国最強の精鋭部隊「井伊の赤備え」を組織し、家康の天下取りを支え、大出世を果たし、「徳川四天王」の1人に数えられた人物です。
その直政の養母とされる人物が直虎です。
【直虎は、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守ってたくましく生き延び、その後の発展の礎を築いた。彼女の原動力となったのは、幼いころに約束を交わしたいいなずけへの一途な愛。愛を貫いて自らの運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。】
(※大河ドラマホームページより)
博物館の資料には、実在の人物ではあるが、井伊直虎と井伊直政との具体的な関わりについては、正確にはほとんどわからないと書かれていました。
それでも、実在の人物ということだけでも、大きく想像の翼が羽ばたきますね。
まとめ
彦根は、今大河ドラマ(女城主直虎)や映画(関ヶ原)の舞台となり注目度アップです。
JR利用で朝10時半に集合し、夜8時に解散という行程でした。
観光地では、どうしてもランチが混雑するので、最初にお昼ご飯をたべる所を決めておくことが時間を無駄にせずにまわるコツです。
私は、先にグラブハリエジュブリルタンへ行ってから彦根城へと回りましたが、もちろん逆のパターンもアリです。
ただし、観光地では、夕方=夜という意識を持って行動しないといけないんだと今回痛感しました。お城も5時に閉館なので、4時半ころには入れなくなります。
あまり欲張らず、琵琶湖(クラブハリエジュブリルタン)と彦根城に焦点をあてて、ゆっくりと堪能する旅となりました。
ぜひ、一度行ってみてくださいね。
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